再会 * 出産エピソード 6


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出産してしばらく経って
会陰切開の傷がものすごく痛み出しました。
夜も眠れません。。。
本来は痛み止めを使うのですが、
私は薬で体調を崩すことがあり、特に痛み止め系はダメだったので
今回は痛み止めを使いませんでした。

でも、お陰で動きまわることもなく安静にしていたので、
産後4日目に退院することができました。

その日から、自宅と病院を往復する毎日が始まります。

これは産後の私にはかなり過酷でした。

朝早くから2時間かけて病院へ行き、
面会中も保育器のひしめき合う部屋に
背もたれのない小さな椅子に座りっぱなしで、
これもキツかった。

帰宅するのは夜遅く。

夜は、搾乳のために2時間おきに起きる。。

私は睡眠不足とストレスで突発性難聴になり、一時的に聴力がかなり落ちました。
そして更にカムの難聴がわかり、
原因としてCMV感染症が発覚したのです。

当時はCMV感染症で生まれる子は日本では珍しく、
症例が少なかったために、アメリカの症例をもとに
治療方針を決め、
入院が更に2か月延びることとなりました。

そんな状況に、義母が病院の近くにマンスリーマンションを借りてくれました。

これで往復の移動に使っていた4時間を休息に当てられ、
身体を休めることができました。

カムは担当医や看護師さんに可愛がられ
すくすくと大きくなって行きました。
(カムが生まれた時に発覚した「いろいろ」は
成長とともにほとんどは治っていきました。)

治療も無事に終了。

とは言っても
障害が消えるわけではありません。
これからどんな障害が出てくるかも
わかりません。

でもその時は
カムを自宅に連れ帰り、一緒に寝れること、
そして
家族にカムを抱っこさせてあげられるということが
本当に本当に嬉しかったのです。

カムが入院中、
面会時間ギリギリまで病院にいました。
面会時間が終わり、保育器にカムを寝かせると
カムがこちらをじっと見つめてくるんです。
そして泣くんです。
お母さん行かないで!って。

もう、
帰り道だけはいつもボロボロと泣いていたのを
今では懐かしく思い出します。

あれから10年。
CMVのことも、よく耳にするようになり
今では妊婦のCMV検査をする病院も増えてきました。

カムと同じ病気のお子さんを持つ親御さんとも
たくさん知り合うことができました。

当時の私のハードルは、カムの病気や障害ではなく、

病院が遠いとか面会時間が過ぎたらカムに会えないという事でした。
私の願いとしては
産後、同じように苦労するお母さんが少しでも減るようなシステムになっていったらいいと思います。
母子が離れることなく入院生活が快適に過ごせる環境。
それは
治療中の赤ちゃんにも
いい影響を与えるような気がします。

今は
カムと一緒にいることが幸せです。
カムに出会えたことが幸せです。

これで出産エピソードはおしまいです。

次回からはいつものカムの日常に戻ります。

ありがとうございました^^

 

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